どっしりとした「コク」がとても特徴的です。 スマトラ島の最北部である「ガヨ高地」にて栽培されています。 このガヨ高地は古くからイスラム教の戒律が特に厳しく排他的な土地柄だったので、観光客は勿論、近隣地区との付き合いも殆どありませんでした。 1984年インドネシア政府が石油に代わる外貨の獲得手段として、このアチェ地方を一大国際観光地に開発する計画をスタート。そのとき、観光の重要な柱としてコーヒーに注目したのがきっかけでこのガヨ高地の優れたコーヒーにスポットライトが当たりました。

独自の文化が色濃く残るガヨ地区ですが、その中の一つに「サマン・ダンス」があります。 サマン・ダンスは十三世紀に、アチェ州のガヨ・ルエス地方のウラマー（イスラム指導者）、シェク・サマン師によって編み出された踊りで、ガヨの刺しゅうが付いた伝統衣装を着た若い男性や少年（現在では女性も）が、一切楽器を使わず、奇数の人数のダンサーが足を組むか膝をついて一列に並んで踊る大変ユニークで芸術性の高い伝統舞踊です。 2011年、ユネスコによって「世界無形文化遺産」に指定されています。

オランダ王室が愛したその上品な香りと、ほのかな苦味のバランスがあとを引きます。 インドネシアでは17世紀末にオランダ人により、コーヒー栽培が始まりました。その中でもオランダ王室御用達として愛されるほど、確かな品質を認められていたトラジャ。 しかし、第二次世界大戦がはじまり、農場は荒れ果て、トラジャコーヒーは姿を消してしまいました。その後40年の時を経て日本の大手企業の援助により1970年代に再興しました。 現在でも山岳地帯の小規模農園で栽培されていて、機械化が進んでいないため、コーヒー豆の収穫や脱穀、ふるい分けなどの作業が昔ながらの手作業で行われており、農薬も使用していません。 そのため、生産量は少なくその希少性から『幻のコーヒー』と称されることも。

山岳地帯のトラジャ地方は外来文化の影響を19世紀初頭まで比較的受けずにいました。そのため伝統的な文化や習慣が色濃く残っています。 トラジャ族固有の土着信仰「アルクトドロ教」では盛大に死者を弔うため、過去には数年に渡って行われたこともあるとか。

日本では深煎りで出されることが多いマンデリンですが、当店では中煎りで販売しています。 苦味をおさえたスッキリな味わいです。 インドネシアのコーヒーといえば、必ずといっていいほど名の上がる「マンデリン」。 コーヒーの生産量が多い国として知られるインドネシアですが、マンデリンの生産量は国全体のわずか5％ほどと言われております。 近年、世界的な高品質コーヒーブームにより、品質のよいマンデリンは高級豆に位置付けされています。

『マンデリンコーヒー』誕生のお話。 戦時中、スマトラ島に駐留していた日本兵に現地民がコーヒーを振る舞いました。そのあまりの美味しさに 「これは、何というコーヒーですか？」 と尋ねましたが、出身を聞かれたと勘違いをした現地民は 「マンデリン族です」と答えたそうです。 その日本兵はこれを「これは、マンデリンというコーヒーなのか」と勘違いしました。 戦後、あの美味しさが忘れられず帰国した日本兵は、当時まだ輸入制限のあるなか、日本の貿易会社になんとか頼みこみ『マンデリンコーヒー』の輸入が始まりました。 これが現在世界中で通用する『マンデリンコーヒー』の名前の由来とされています。

他の豆と比べてカフェインの含有量が多いことで知られているジャワ。 酸味がなく、甘い香りからのガツンとくる苦味。 それでいてサッパリとした後味。 ジャワならではのユニークな味わいです。 こちらの商品、数に限りがございますので100gのみの販売となります。

特別な器具がなくてもお楽しみ頂けるドリップパックです。 1pからご購入頂けます。 お好きな豆をお選び下さい。 オススメの淹れ方 約90℃のお湯をゆっく〜り約220cc（マグカップ1杯分ぐらい）注ぎ、3分ほど浸してお召し上がりください。 パックをお湯に浸すのがポイントです。 湯量・時間はお好みで調整して下さい。

3種類の豆がドリップパックで1pずつ入っています。 ちょっと試したい方におすすめです。 パックにそれぞれG・T・Mの印がしてあります。 G（ガヨ）T（トラジャ）M（マンデリン）ですのでお確かめの上お飲みください。

chandra coffeeオリジナルTシャツです。 サイズ　140.150.S.M.L.XL ボディ　5.6oz カラー　ナチュラル